【インターン】経験がないことでもどんどんチャレンジさせてくれて、自分に自信がついた

株式会社MERC(以下、MERC)でインターンとして活躍している大学3年生のM.Nさん。今回はM.NさんがMERCで働き始めた経緯や、インターンとしてMERCで働いてみて経験できたことなどについてインタビューしました。
ー まずは、自己紹介をお願いします
現在、東京大学3年生、教養学部国際関係論コースで国際政治・国際経済・国際法などについて学んでいます。
高校一年生の頃に海外留学を経験し国連の仕事に興味を持ったことから、いつかは国際政治を学んでみたいと考えていました。また、もともと歴史が好きだったのですが、国際関係は現在の国同士のつながり(横のつながり)と過去の歴史(縦のつながり)とが密接にかかわっているので歴史好きが役に立つかと思い、現在のコースを選びました。
今はインターン以外にも、スーパーサイエンスハイスクールに指定されている母校で、生徒の研究をサポートするアシスタントもやっています。
ー 担当している業務は具体的にどんな内容ですか?
入社してから様々な業務を担当させてもらいました。入社当初はランディングページ(LP)制作のためのリサーチ業務、その後はMERCが提供している法人研修のLP制作業務、今年の春からは新規事業である人材紹介部門の立ち上げのサポートを担当させてもらいました。最近ではSNSで配信する動画広告の動画制作も任せてもらっています。
ー MERCでインターンをすることになった経緯を教えてください
大学に入学してからビジネスコンテストを主催するサークルに属しそこで代表も務めていましたが、2年生の夏、サークルでの活動がひと区切りしたでタイミングでサークルを辞め、大学入学以来続けていた塾講師のアルバイトも辞めることにしました。
塾講師の仕事も楽しかったのですが、「このまま塾講師を続けて、最終的に自分に残るものは何かな?」と考えた時に、“教える”という今までの自分でできることの延長上にあることを続けるよりは、学生のうちにもっと新しいことに挑戦してみたい、教育ではなくマーケティングやビジネスに触れてみたいと思い、インターンで働いてみようと考え始めました。
ただ、大学の授業が忙しく、週に〇時間以上勤務など働く時間に条件がある会社だと学業との両立が難しいかもと思っていました。その点、MERCは業務内容に興味があったこともありますが、勤務地が大学からも近く、大学の授業に合わせて出勤シフトを調整してくれると聞き、さらに、3年の夏からフランス留学が決まっていると伝えると「それまでの間だけでも大丈夫」と言ってもらえたので、MERCで働くことを決めました。
ー MERCで働いてみてどうですか?
インターン先によっては決められた仕事を淡々とこなすだけという場合もあるようなのですが、事務的なことをやるよりはもっと積極的に会社に関わりたいと考えていたので、社員さんと同じように働ける職場を探していました。その流れで、スタートアップの小さな企業であればいろいろなことを経験できるかもしれないと思い、MERCで働くことにしたのですが、当初想定した以上にいろいろなことを任せてもらえました。
あと、MERCはコミュニケーションを大切にしようという社風があって、上下関係が厳しくないというか、議論をする時に対等に話そう、フラットに意見交換をしようというのがベースにあるように思います。その雰囲気のおかげでインターンの立場でも自分の意見をしっかり伝えることができましたし、時には私の意見が採用されることもあって、コミュニケーションの大切さを体感しました。
ー MERCでどんな経験ができたと思いますか?

これまでネットサーフィンをしてリサーチしたり、新聞サークルで活動している関係で取材やライティングなどはある程度経験がありましたが、売り上げに直結するビジネスのためのリサーチはしたことがなく、LPの制作も未経験でした。
最初にLP制作を依頼された時は「何をどうすればいいんですか?」みたいな感じで不安もありましたが、インターンを通して新しいことを体験しながらスキルを身に付けたいと思っていたので、経験のないことを頼まれることに対してマイナスな感情は抱かなかったです。
LP制作を進めるのに際し、根本的なところから説明していただき、自分でやってみて分からないことがあれば書籍を読んで知識をつけてから再度やってみるということを繰り返しましたが、MERCでは依頼されたことができあがるまでに時間がかかってしまっても「まだできないの?」みたいなプレッシャーをかけられることはありませんでした。
また、「分からないことがあったら、書籍を買ってきてもいいよ」と声をかけてもらえることもあり、分からないことを学んで習得するための時間的・経済的コストをかけることを惜しまない社風なんだなと感じました。
やり方を教えてもらうというよりは、“何を使って学ぶか”から自分で考えさせてもらえたこと、自分で調べて自分なりのやり方を検討してLPを作るという経験をさせてもらえたことで、単に何かをコピーするのではなく自分なりのオリジナリティーある仕事ができたのではないかと思います。
ー 働いている中で、思い出に残っているエピソードはありますか?
もちろん社員さんやデザイナーさんのサポートがあってのことですが、自分がゼロから作ったLPが公開されたのを見た時は感動しました!そして、そのサイトからお問い合わせが来たと聞いた時はすごく嬉しかったですし、達成感がすごかったです。
もともと手先が不器用で美術とかは苦手なタイプなのですが、入社直後のリサーチ業務を経験したことでLP制作経験がない割には「こういうLPが良いLPなのかもな」とイメージが自然と身についていたみたいで、苦手意識を持たずにLP制作業務をスタートさせることができました。
あと、私が何か失敗したとしても受け止めてくれる社員さんがいてくれることが「苦手なことでもやってみよう!」という気持ちになれたことがありがたかったです。
ー MERCで働き始めて、意識や考え方に変化はありましたか?
これまでのアルバイトでは「私がいなくても代わりがいるだろう」と思うこともありましたが、MERCでは私がインターンであってもチームメンバーの一員として関わっていることが多かったので、私がいないと回らない、私がいないと困るというシチュエーションがありました。そういう環境で働けたことで、これまで以上に働くことの責任の重さを感じるようになったと思います。
あと、クライアントのためにどうすべきか、よりよいサービスを作るために自分たちがどうすれば良いのかなど社員の方と深い話をする機会が多かったので、これまでのアルバイトに比べてコミュニケーションの質や密度が向上した気がします。
ー 社会人になってからも役立ちそうだと思うことはどんなことですか?
先ほど話したビジネスコンテストサークルで代表を務めていたのですが、実は全然うまくいかなくて「自分は代表には向いていない」「みんなの意見をまとめる側に立つのは向いていない」とコンプレックスというか、組織で動くことがトラウマになっていたんです。でも、その経験を踏まえて新たな環境で何かしたいという思いがあって、MERCで働き始めました。
MERCでは自分の特性を分かった上でチームに一番貢献できる自分の在り方を模索しながら働かせてもらえました。そのおかげで、どういう仕事をするべきなのか、どんな立ち振る舞いをするべきなのかを身をもって実務的に体験できたというというのは貴重な経験になり、自分に自信が持てるようになりました。社会人になって組織が変わることがあっても、この視点は大事にしたいと思います。
ー MERCのスタッフの印象はどうでしたか?
面接の時の話なのですが、実はMERC以外にもインターンの面接を受けている企業はありました。そこはサークルのつながりでの紹介だったので採用することが前提だったのか、面接の時に「いつから働ける?週に何時間働ける?」と事務的な質問が多かったんです。
それに対して、MERCの面接では「どんなことができますか?興味がある業務はありますか?」など、私に興味を持ってくれて、私のことを理解しようとたくさん質問をしてくださり、学生の私にもちゃんと向き合ってくれる姿勢がとても好印象でした。また、話を聞いた上で「そういうことができるなら、入社したらこんな仕事をやって欲しい」と具体的に説明してくださったので、安心して働き始めることができました。
入社前は、スタートアップの小さな企業とはいえ、経営者と社員の間にはきっちり階層が分かれていて上下関係はきっちりしないといけないかも…と勝手にイメージしていたのですが、入社してみると代表の福田さんをはじめとする経営者層の方も社員の方も話しやすい方が多く、すごくアットホームな会社だなと驚きました。
スタートアップ企業なのでスタッフがたくさんいるわけではなく、一人ひとりに任されている業務が異なるため業務で直接関わらないスタッフの方もいますが、アルバイト・インターン含めスタッフ一人ひとりが自分が任された業務を責任を持ってしっかり対応していて、その結果、スタッフ間の信頼関係が構築されているんだなと感じました。
ー 最後に、今後インターンとしてMERCで働く人に向けてメッセージをお願いします
MERCはやる気があれば様々なことに挑戦させてもらえる環境が整っているので、インターンをするならいろいろなことにチャレンジしたい!と思うハングリー精神がある人の方が向いていると思います。
意見をフラットに聞き入れてくれる風土があり、学生インターンでも社員さんと同じように意見を反映してもらえることもあるので、自分の意見をしっかり伝えることができる人、提案できる人、また、主体的に動ける人なら関われば関わるほど自分自身が乗数的に成長できるんじゃないかなと思いますので、頑張ってください!