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【インターン】数え上げたらキリがないくらい社会人として必要なことを勉強させてもらった

2024.5.27
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株式会社MERC(以下、MERC)でインターンとして活躍している大学4年生の井原拓哉さん。今回はMERCで働き始めたきっかけやMERCで働いてみて経験できたことなどを聞いてみました。

ー まずは、自己紹介をお願いします

現在、日本にもキャンパスがあるアメリカの大学に通っていて、国際経営学を専攻しています。両親がカナダで出会って結婚したと聞いたことがきっかけで海外へ興味を持つようになりました。また、会社を経営している父の働く姿を見ていて物心ついた時から「自分もいつか経営者になりたい」と思っていたので国際経営に進学しました。

インターンで働き始めたのは大学4年生の10月からですが、それまでもアルバイト経験はあります。アルバイトを選ぶ時、お金を稼ぐのは目的の一つではあるんですが、自分の見たことのない世界を見たい、いろいろな経験をしたいと考えて、カフェや塾講師、夜間の交通整理の仕事など業界・職種の異なる数種類のアルバイトを経験しました。

大学卒業後はコンサルティング会社で働くことが決まっていて、それまではMERCでインターンを続ける予定です。

ー 現在、対応している業務は具体的にどんな内容ですか?

新規顧客獲得のためのインサイドセールスチームで、主に営業オペレーション構築(マニュアル・トークスクリプト作成、分析表・ダッシュボード構築)と、電話営業を担当しています。

営業オペレーション構築では、電話営業するスタッフの皆さんがスムーズに業務遂行できるようにデータの整備を行い、電話営業では将来お客様になってくれそうな企業に電話をかけて、MERCのサービスの良さを伝え、受け入れてもらえるように頑張っています。

MERCで働き始めたきっかけは?

僕が通っている大学ではインターン経験は卒業のための必須単位になっています。大学卒業後はコンサルティング会社に就職するので、コンサルタントと呼ばれる人たちはどんな頭の使い方をしているんだろうとか現場がどんな感じなのかを知りたくて、インターン先としてコンサルティング会社を探している中でMERCを見つけました。

働き始めるにあたりMERCの採用ページだけではなく会社ホームページなども隅々まで確認したのですが、サイトに受講生の声や働くスタッフの方の生の声が掲載されていて、とても分かりやすく、これから自分がどんなところで働くのかをイメージしやすかったのがMERCで働きたいと思った理由の一つです。

また、大学の単位として認めてもらうために大学と提携してもらう必要があったのですが、その件について相談した時も快く受け入れてくださり、ありがたかったです。

ー 働いている中で思い出深いエピソードはありますか?

営業オペレーション構築では、新規顧客獲得のための営業リストを改善する業務を任せてもらいました。それまでは社内で使われている営業リストはほとんど手入力で更新する必要があり、毎回の入力が大変な状態でしたが「もっと効率よく更新でき、精度の高い状態を維持できるようにして欲しい」と社員の方から依頼があり、もともと社内で持っていた情報をどのように整備していけば良いのかを考えました。

その後、営業の稼働に対しての成果や顧客との進捗状況を管理するためのエクセルシートの制作も任されました。もともとエクセル関数が苦手だったので、関数を調べるところから始めて、エクセルのシートがまたがっても情報が同期されるためにはどうすれば良いのかをひたすら考えました。

ゴールに向けてのプロセスが無数にあるため正直最初は苦労しましたが、自分が選んだ関数が正しく機能し、営業実績の管理がスムーズにできるようになった時はとても嬉しかったです。

いろいろな経験をさせてもらえて、自分はエクセルや関数が苦手だと思っていたけど、やってみたら意外に楽しくて、できなかったことができるようになる楽しさや面白さを感じることができました

また、MERCで働き始めたばかりの頃、電話営業では一週間で何件アポイントが取れるかという検証をすることになったのですが、その時期は出社してから退社ギリギリまでずっと電話をかけていて、想像以上に大変でした。

アポイントがなかなか取れずに気持ちが落ち込みそうになる時もありましたが、社員さんが明るく「よくやってる!」「もうひと踏ん張り頑張ろう」と声をかけてくれたり、アポイントが取れるごとに「ありがとう!」「おめでとう!」ってものすごく喜んでくれたのが、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。

ー MERCでどんな経験ができていると感じますか?

MERCではこれまでのアルバイトとは違った経験をさせてもらっています。ひと言で表現するのは難しいですが、社員さんがインターンの僕にも意見を求めてくれて、それに対して考えたアイデアをフラットに聞いてくれる。そして、その意見がどんどん形になる経験をさせてもらえてるなと感じています。

例えば、営業オペレーションの部分で今はかなり整備されていますが、僕がMERCで働き始めた頃は営業リストも電話営業マニュアルももっと改善していこうという感じでした。営業リストについては、新規事業立ち上げのために「ゼロから新規顧客を得るためにどうするか」という課題を与えられ、インターンメンバーで相談して、ゼロから作ることも担当させていただきました。もちろん社員さんからのアドバイスを受けながらですが、どんな企業情報があれば電話営業に有効かを考え勉強しながら、まっさらなブランクの状態から顧客リストを作る業務に携われたのは良い経験になりました。

電話営業のマニュアル作成では「どう伝えたらMERCの魅力が伝わるか」を考えてトークスクリプトを作って実行して改善の繰り返し。完全な状態になるまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、整備していく過程でインターンの僕たちの意見も反映してもらえて達成感がありました

あと、営業電話をしていてうまく行く時と行かない時の違いが分かるようになったのも新しい気づきでした。電話をかけ続けているとアポイントを取ることがゴールのように感じてしまう時があるのですが、本質はそこではなくて、お客様の悩みを解決すること。だから、電話で話を伺うことができた時はこちらの話をするのではなく、いかにお客様の話を聞き出せるか、話しやすい状況を作るかが大事だということを体感できました。

ー 「MERCでの経験が社会人になって役立つかも」と思う点はどんなところですか?

数え上げたらキリがないくらい社会人として必要なことを勉強させてもらったと思います。

一番役立ちそうと感じているのは結果を出すための考え方・プロセスです。因数分解を例に教えてもらったのですが、例えば、売上が上がらない時、どうして売上が上がらないのかを漠然と考えるのではなく、どういう要素があってどの要素が一番影響しているのかを細かく因数分解してから探っていくという考え方を教えてもらって、結果を出すためには細かく分類して、様々な角度から物事を見る必要があるんだということが理解できました

あと、社会人にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、メモの取り方やPDCAの回し方なども社員の方から丁寧に教えていただき、社会人になっても継続して活用していきたいと考えています。

ー インターンで働き始めて、意識に変化はありましたか?

営業業務に関わったことで、今まで当たり前だと思っていたことが実は当たり前じゃなかったってことに気づけたのが大きな収穫です。例えば、それまでアルバイトに行けばそこに仕事があって働いていましたが、その仕事があるのは営業やマーケティングの方たちが頑張っているからであって、仕事があるってこと自体、当たり前ではなく実はすごいことなんだなって思うようになりました。

ー 今後、インターンとしてMERCで働く人に向けてメッセージをお願いします

MERCではインターンでも業務をしっかり任せてもらえるので、言われたことをやるのが得意というよりも、いろいろなことに挑戦したいタイプの人に向いていると思います。大変なこともありますが、自分の考えを伝えるとそれがどんどん形になる経験が積めると思うので、頑張ってください!

この記事を書いた人
MERC編集部

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